<ぶらり奈良>
【古都奈良の文化財】
単一施設での世界遺産登録ではなく
8つの資産全体がひとつの文化遺産として登録されています
奈良に都がおかれたのは710年のことです。
それから1300年近くの時が流れた1998年の12月、
京都で開かれた第22回世界遺産委員会で、
「古都奈良の文化財」の世界遺産リストへの登録が決定しました。
<春日山原始林>
春日山は春日大社の神山として1000年以上も伐採が禁じられました。
自然に対する信仰と自然観が結びついた結果、
この姿で保存されてきたという経緯から
自然遺産ではなく文化遺産として登録されています。
春日山遊歩道は、
春日山(御蓋山と花山)をぐるりとまわり込む形でのびており
春日山原始林を楽しめます。

春日山遊歩道からはカシ、シイ類を主体とした
常緑広葉樹林の原始林を眺めながら歩くことができます。
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春日山原始林(円錐状の御蓋山) |
春日山遊歩道北口から
若草山ルートを散策
今も原生の姿を残す「鎮守の森」
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仏塔石 |
石柱部分は六角形に面取りされており、
それぞれの表面には
観音さまなどが刻まれています。
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月日磐 |
水谷川のなかにある
太陽と月が刻まれている巨石
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若草山(山頂) |
若草山山頂にある
長さ100メートルを超える
大規模な鶯塚古墳
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若草山(三重目) |
若草山は
笠を三つ重ねたような姿で
三笠山とも呼ばれます
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若草山(二重目) |
二重目からの眺め
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若草山(一重目) |
一重目からの眺め
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若草山(広大な芝生斜面) |
一面が芝生に覆われた急斜面
斜面の傾斜は意外にきついので、
走ると危険です・・・
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野上神社(若草山) |
野上神社背後の磐座は
これ単体で石荒神社というそうです。
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